p1・2 1 西尾(さいお)小学校の校区
<『さいお』春日井市立西尾小学校開校100周年記念ハンドブック>
西尾小学校校区である西尾地区(内津町・西尾町・明知町) は春日井市の北東部に位置しています。西尾小学校の位置は、 北緯35度、東経137度、海抜約115mです。北側に小牧市と犬山市、東側は岐阜県多治見市、南側から西側は東高森台小学校・坂下小学校・神屋小学校の校区と接しています。
本校区の地形は、北側・東側・南側が自然豊かな丘陵地にかこまれた平野となっており、その中央に内津川が流れています。平野には、短いながらも内津川の支流がたくさん流れこんでいて、多くの田畑をうるおしています。気候は一般に温暖で太平岸気候ですが、名古屋市や春日井市の中心部に比べて冬の気温が少し低く、雪も多いようです
校区の南西から北東に国道19号が通っており、毎日、とてもたくさんの自動車やトラックが走っています。生活道には県道内律勝川線(旧道19号)と道があり、地域の大切な道路とな っています。人口は、内津町51世帯133人、西尾町296世帯897人、明知町420世帯951人(いずれも平成21年4月1日現在) です。本校の児童数79人(平成22年5月1日現在)ですが、年々ゆるやかに減少傾向にあります。
歴史に目を転じてみると、この地域には、旧石器時代のものと思われる遺跡や古墳をはじめ、日本武尊ゆかりのものがあります。戦国時代には織田家の直轄地となり、江戸時代には尾張藩とかかわりが深いところでした。さらに、内津は明治のなかばごろまで下街道の宿場として栄えました。この地域一帯は昭和のはじめごろまで養蚕が盛んだったという歴史かあります。
さあ、いっしょにこの地域をさぐっていきましよう。
【本校の北側】
中央には大きな田が見えます。
ガードレールのある道路が国道19号です。
【本校の東側】
山と山の境目に内津があります。
【本校の西側】
西尾の集落の向こうに、
造成中の明知東工業団地が見えます。
【本校の南側】
プールの向こうに、西尾の集落があります。